こんにちは、鍵作業担当の井上です。

今回は最近ご依頼の多い鍵交換のお話です。
鍵と言っても現在かなりの種類出回っている事をご存じでしょうか、大雑把に言っても

『ギザギザした形状の鍵』
『面の部分にポツポツとした穴が刻まれた鍵』
『面の内側に溝が彫られた鍵』
『内部にマグネットが埋め込まれている鍵』

一口に言っても見た目の形状差で判別出来る物で数多くあり、そこから各メーカー毎に、更には防犯性能毎に…。
その中には有名メーカーでも鍵屋が決してオススメしない鍵があります。

その鍵とはズバリ

MIWA製の『ディスクシリンダー』という製品
一見すると普通の鍵に見えますがこの鍵

ヤバイんです…！

筆者や鍵屋はもちろん、素人の方でも数日練習すれば5分以内にピッキング開錠できちゃう程防犯性能が低い鍵なんです…！！
1980年代後半にはこの鍵を標的にした大規模な空き巣グループが摘発されたほど。
防犯性能を問題視したメーカーは2001年に製造を中止しましたが、
日本国内でのシェア60％、約7000万件以上で使用された為未だこの鍵を使用しているご家庭はかなり多いです。

それではどのような鍵が安全なのか。
同じくMIWA製の『ディンプルキー』という製品です。
「防犯性が高い」という印象が強いディンプルキーは、以下のようなメリットがあります。

• • ・ピッキングされにくい
  • ・破壊への耐性が強い
  • ・鍵の抜き差しがしやすい（表裏関係なく使える）
  • ・合鍵の複製が難しい
  • このように、空き巣などの不法侵入を防ぐ対策性能が多く備わっています。

MIWA製の多くは互換性があるので防犯性能を上げたい方や、同じ鍵を20年以上使われている方は自分の鍵が交換可能なのかお調べ致しますので一度ご連絡して頂ければと思います。